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エアロネクスト社BBQでドローン配送を体験しました (2023/7/21)

編集部日記

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

去る7月某日、YES!IP 編集部は株式会社エアロネクスト様のバーベキューパーティーにお呼ばれして参りました。

東京都心から車で3時間(渋滞参考)、気温は体感で都心よりマイナス10℃! そんな山の上での BBQ にて、私たちはエアロネクストの従業員の皆さま、そしてそのご家族の皆さまとドローンの心温まる交流の様子をキャッチしてまいりました。

会場は山梨県・小菅村

午前10時に都心を出発し、渋滞と買い出しを経て、YES! IP メンバーを乗せた車が到着したのは3時間後の13時頃。そう、私たちは奥多摩のさらに向こうに広がる桃源郷・山梨県小菅村まではるばるやってまいりました。

「だ、大自然やないか……。」

会場であるキャンプ場は、都心の猛暑が嘘のような涼しさで、紫陽花をはじめとする色鮮やかな草花が咲き乱れ、美しい川が流れているというなんとも素敵な村の中にありました。

しかしながらこの日の目的は大自然ではなく、株式会社エアロネクスト様の社内BBQパーティ! 毎年開催しているというこちらの社内イベントでは、なんとBBQ用のお肉や飲み物をドローンが会場までデリバリーしてくれるというのです。それは見たいぞ! 

ということで、さっそく乾杯! 会場にはエアロネクスト社の従業員の皆さんとそのご家族はもちろん、戦略子会社である株式会社NEXT DELIVERY の皆さんも新潟から(!)駆けつけていました。

また、特別ゲストとして DRONE FUND の皆さんや小菅村の舩木村長、小菅村に源流醸造所をかまえる Far Yeast Brewing 株式会社の山田代表の姿もありました。

配送ドローン襲来!

肉焼き隊がお肉を焼き、

話に花が咲き、

子どもたちがひたすら走り回り、

とさっそく大盛り上がりな会場でしたが、突如ドローン襲来を告げるマイクの声が響き渡ります。編集部メンバーもさっそく出現ポイントに走りました。すると……?

おお! わかりますか?

これ! ドローンです! ドローンが現れました! 会場にも歓声が上がります。

ドローンは着実に私たちのもとへと近づいてきて、

そして下降。ドローン特有のうなるような羽音も一緒に降りてきます。見事到着ポイントに降り立つと……

シュタ! とお届け物を置いて、また去っていきました。無駄な媚は一切売らないスタイル、格好良すぎるだろ。

というわけで無事、ドローンにより我々に高級なお肉がもたらされました。

さっそく炭火で焼かれ提供されたお肉は、それはもう夢のような美味しさでした。「ドローンで運ばれてきた」という近未来感により、お肉もさらに美味しくなっているような気がします。

こちらのお肉はドローンデポ®︎(注1)からこの小菅村会場まで運ばれてきたもの。この後のドローン配送第2弾・第3弾では、ワインや大量の果物も届けてくれました。飲み物も重い荷物も運んでくれるドローン、なんて心強いんでしょう!

エアロネクスト社代表・田路さんの粋な計らいで、ドローン到着の際には「会場で焼きたてのお肉をデポスタッフチームに送り返す」という光景も。エアロネクスト社の皆さんの楽しそうな雰囲気に、なんとも元気をもらえた YES! IP 編集部でした。

注1・ドローンデポ®︎
荷物の集積所。小菅村への荷物は物流各社共同でここに集約されてから、村内にある8つの集落へ、陸路、ドローン配送などさまざまな方法を組み合わせて届けられる。

過疎地の未来は明るい

実はこのドローンによる配送サービスは、なにもBBQのための特別なイベントというわけではないのです。この小菅村や福井県敦賀市などではすでに日常化しているほか、直近では関西・和歌山でも実験が開始されています。

<NEXT DELIVERY社 サイトより「【事例】山梨県小菅村」>

<読売新聞オンライン(和歌山)より「ドローンで買い物代行」記事>

単なる「便利な配送サービス」ではなく、地域に根差し、高齢者をはじめとする住民の方々を見守る役目まで果たしているなんてとっても素敵ですよね。

私たち YES! IP 編集部も、今回のドローン配送の様子や、それによりもたらされる笑顔を目の当たりにし、これから日本全国にますます広がってほしいサービスだなあと実感しました。

エアロネクスト社のさらなる躍進を確信するとともに、また来年もBBQに呼んでもらえたら嬉しいなあ……と食いしん坊なことも考えた私たちでした。

(おわり)