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Cotoboxで実現する弁理士の新しい働き方#2

インタビュー

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

前編では、ご自身が実際にアメリカでスタートアップを見たときに感じた危機感や、業界からの反対もありながらも続けていることの意味などを語っていただきました。

後編では、五味さん自身が思う、今後の弁理士の働き方の変化に関してお話ししています。

『弁理士の働き方改革』

―将来Cotoboxが普及して、商標実務がだいぶ置き換えられるようになったときに、弁理士の業務としては次に何が出来ると思いますか?

 基本的に商標に関しては、出願から登録までの権利化業務の部分は、Cotoboxのようなサービスによって手間が省けるようになり、あとは、最終的な難しい判断のところだけになるのかなと思いますね。今後は権利化した後の仕事が増えてくるでしょうね。実際にCotoboxユーザーから、権利化した後に、権利を売買したりライセンスしたい、という相談が増えています。Cotoboxのようなサービスが増えてくれば、商標やブランドの金額なども、可視化出来るようになり、より交渉を積極的にしやすくなるかなと思うのです。そういう、新たに弁理士が活躍できるマーケットを作ることにも貢献したいです。あとは、経営や関連する部門に寄り添うかたちで、サービス提供が出来るかなと思っています。商標については、例えばマーケティング部門やブランディングの部門だと、事業開発やネーミングを考えたりする。だから、法務部や知財担当者と距離が近いほうが良いはずなのに、実際にはまだ遠くて、コミュニケーションが取りづらいなどの声がある。今後弁理士がコンサル領域で活躍するには、いろんな部門の方たちと一緒にプロジェクトを組み、ともに取り組んでいくことも積極的に行っていくべきだと思うのです。Cotoboxのようなテクノロジーを利用すれば、弁理士の方たちはもっとアクティブに動けるようになるので、よりそういうサポートも可能になると思います。

―では今後はコンサルティングのスキルもつけていくことが重要だということですね。

 はい。IP Techが普及していけば、今までよりも作業時間が減るので、他のスキルをつける時間が増えると思います。私が立ち上げた、はつな知財事務所にいる弁理士も、基本的にずっと机に座って作業しているわけではなく、パソコン一台あればどこでも仕事ができるみたいな自由に動ける環境で仕事をしています。それぞれの意識が高ければ、新しいスキルを磨くことも可能です。

―まさに、弁理士の働き方改革ですね。
そうなると、弁理士の方たちの活躍の場が広がりそうな気がします。

 そうですね。場所はあまり関係ないなと思いますし、絶対に活躍の場も広がると思います。

―今後弁理士の方たちに必要になってくることは何であると考えますか?

 やはりなんでも経験することですね。特に弁理士には資格という安心材料があるので、躊躇せずに、起業や外部の専門家としてではなく企業に所属してフルコミットでサポートしていくなど、いろんなことに挑戦することで、弁理士の幅がより広がっていくと思います。

『一歩踏み出す勇気』

―踏み出す勇気も必要ですね。
五味さんが起業をする際に背中を押したのは、アメリカで見たスタートアップたちだったのでしょうか。

 そうですね。日本にいる時は、スタートアップを意識したこともありませんでした。だから実際にアメリカでスタートアップのビジネスを目の当たりにしたときには、私の中で強烈なインパクトがありました。
それからというもの、アメリカ留学中は頻繁にスタートアップのイベントに参加していました。そのうちに、いつの間にか起業するのが当然みたいに思っていましたね。

―五味さんが描いている今後のビジョンはありますか?

 商標に関していうと、国内だけでなく、海外にもCotoboxのサービスを提供していきたいと思っております。そして、私は既存の弁理士に対しても働きやすい場を提供したいという想いがあるんです。Cotoboxによって実務回りが簡単になれば、時間に余裕も生まれます。また、ブランディングやマーケティングの部門の方に対しても価値ある情報を提供することができれば、その人たちもCotoboxを使ってくれる可能性がでてくる。そうすると、もう少し弁理士や知財担当者ともコミュニケーショが取りやすくなるのではと思うのです。
究極の目標は、財産として知財の本領を発揮したいと思っています。今は単なる権利証というだけで終わっているような状況だと思うのです。今後はもっと権利を活用していく場を提供していきたいなと思いますね。

―五味さんが人生でこれだけは大切にしていることを教えてください。

 チャレンジしてやりきることです。私は今まで結構トリッキーな行動をしてきました。大学に入ってすぐ、初海外にも関わらずガイドブックもなしにひとりでインドに行き、現地で出会った人に言われるがまま、マザーテレサのボランティアに参加したり、帰国後は突然仕事を辞めて弁理士試験に挑戦したり、英語が苦手だからと突然アメリカのロースクールに留学に行ったり。そしてCotoboxの起業ですよね。常にチャレンジして、やったら最後までやり切るを大切にしてきました。

―何にでもチャレンジすることで新たな発見もあり、自分の視野を広げるためにも大切なことですよね。それでは最後にみなさんにメッセージをお願いいたします。

 これまで様々なチャレンジをしてきましたが、特に弁理士試験は私にとってすごくハードでした。でも、弁理士の方たちは、全員このハードな試験を乗り越えてきているわけですから、新しいことにチャレンジできるパワーもあると思うんです。まだまだ保守的な方が多い印象ですが、積極的にいろんなことにチャレンジしてみてほしいです。今後弁理士の働き方の幅がどんどん広がっていけばいいなと思います。

★編集チームが感じたcotobox株式会社のここが素敵!★

弁理士の今後の新しい働き方について語ってくれた五味さん。

すでにcotobox株式会社でも、フレキシブルな働き方を実践しているそうです。例えば、子育て中の弁理士は、フルタイムで働くことやオフィス出社を強制されると厳しいこともある。そういう人たちにも働きやすいフレキシブルな仕事を提供したいと、働き方改革の一環としてすでに取り組んでいるそうです。

弁理士はじめ、みんなが働きやすい世界にしたい。

そんな五味さんの士業に対する深い愛が伝わってきました。

五味さんと一緒にYES! IPポーズ
 
「Cotobox」は、cotobox株式会社が開発する、最新のAI技術を使用することで、商標の類似調査や、出願から登録までの一連の流れに係る時間とコストを大幅に削減することを実現させたIP Techのサービスです。経済産業省から弊社事業についての公式見解を取得しました。2019年12月2日には、同サービスにAIを活用した業種別のロゴ調査機能も追加されました。
https://cotobox.com/

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