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我々はスタートアップ精神を持って前に進み続ける#2

インタビュー

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

SBSホールディングス株式会社 鎌田社長インタビュー後編です。

―前編はこちら

【前編】我々はスタートアップ精神を持って前に進み続ける

『我々は絶えず新しいことに挑戦をしていく会社』

―これまでの取り組みを伺って、しっかり基礎から応用まで技術をウォッチしながら事業を進めていくというのは、他の大手企業でもあまりできていないのかなと思います。

 我々はスタートアップ精神を持ち続けています。もともと何もないところから創業した会社なので、やはりその気持ちはずっと持ち続けていかないといけないと思うのです。大企業と同じことしていたら負けてしまうのですよね。我々は、絶えず新しいことに対して挑戦をしていく会社です。社員のみんなが新しいことに取り組むマインドを持っています。

―確かに、創業されて30年ほどでここまでの急成長を遂げているのには、物事を判断するときのスピード感など、スタートアップ精神が残っているからではないかと思います。 

 そうですね。今でも早いですよ。特に決済はものすごく早いです。土地を購入する際も、5分くらいで決まっちゃいます(笑)。もちろんこのやり方に反対する人もいますが、結果として素晴らしい資産になっています。だから我々はいつまでもスタートアップ精神をもって、前に前に進んでいく会社なのです。

―様々な取り組みを進めているSBSですが、今まさに感じている課題はありますか。その中でも特に解決できていない課題にはどういったものがありますか。

 今一番問題なのはやはり人不足ですね。例えば、トラックドライバーの採用にはとても苦労しています。また、倉庫内で働く人たちも、募集しても応募がない。全般的な人不足です。だから、今後はいかに効率よく物を運ぶのかが重要になってきますよね。今まで100人でオペレーションを回していたところを、半分以下で回すようなロジスティックが今は必要です。そういう意味で、やはり今後はオペレーションの合理化を実現できたところが強いのではないかと思います。 

スタートアップに出資する際も、そういう視点で出資先を探しているのでしょうか。

  そうですね。Eコマース系の会社から、出資してもらいたいという話があったので、出資したこともあります。トラックの合理化や、倉庫の合理化、Eコマースなど、それに関連するスタートアップで、なおかつ我々と縁があるところは、積極的に出資していこうと考えています。

『特許はスタートアップ側に任せている』

スタートアップの技術や研究開発を取り入れる上で、新たな特許出願の可能性もいろんな側面で出てくるかと思うのですが、どのようなスキームを考えられていますか?その辺りはSBS側で積極的にスタートアップを支援して、共同出願として保護していくような動きはされているのですか。

 そのような活動はまだないですね。我々のところに提携の話を持ってくるスタートアップの多くは、自分たちで特許を出願しています。我々の印象では、今のスタートアップは特許に気を使っているところが多いです。特許を無視して開発を進めているほうが少ないですね。特にIT系、技術系は、結構しっかり特許を取っていますよね。

知財は、あくまでスタートアップ側に押さえておいて欲しいということでしょうか。

 そうですね。ただ、これまで出資する際にも、どんな特許を持っているのかまでは話をしたことがありませんでした。やはり、技術の特許を出願しているかは重要になって来ると思うので、今後は出資の時の条件として特許出願の有無をいれてもいいかもしれないですね。

今後は、スタートアップと共同出願をする可能性はありますか。

 可能性はありますが、基本的にはスタートアップに特許は持って欲しいです。我々は基本的に実証の場の提供や実験のサポートをする役割でいたいと思っています。ですので、皆さんには、どんどん我々のところに来て、実証実験をしてもらいたいですね。

≪あとがき≫
 創業わずか30数年あまりで、売上高約2,555億円。急成長した背景には、鎌田社長のスタートアップマインドと、それに合わせてきた社員皆さんのスピード感であったことがわかりました。
今もなお、成長の意図をたどっているSBSホールディングス株式会社。スタートアップとの連携も始まり、今後も物流業界を更に盛り上げていくことでしょう。

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