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知財業界のお祭り開催?!若き弁理士が「すごい知財サービスEXPO」にかける想いとは #2

イベント

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

 

日本産業全体で事業サイクルが早まっている昨今、新規事業の創設、事業ピボットの速やかな対応は、企業の生き残りに関わる大きな要因の1つになりつつあります。

イノベーションを加速させるには、研究開発やビジネス展開に関する知財知識が必要不可欠であり、信頼できる専門家のパートナーを見つけることは企業の差し迫った課題でもあります。また現代のイノベーションは複数分野・領域の相互作用で生み出されるものが多く、従来のような「一分野での専門家」だけでは対応が難しくなっています。

今回は、そのような業界の課題感を解決するために企画された、知財サービスのオンライン見本市「すごい知財サービスEXPO」を発案された湯浅弁理士に開催経緯や、本イベントにかける想いを取材しました。

 

「すごい知財サービスEXPO」は2021年8月19日・20日にオンライン展示会サービス「SHOWBOOTH」を用いて開催予定です。どなたでも入場料無料でお気軽にご参加いただけます。このイベントでしか聞くことのできない、業界で活躍中の知財パーソンからなるオンラインセミナーも開催予定です。お申し込み詳細はコチラをチェックしてください。

 

#1はこちら↓

知財業界のお祭り開催?!若き弁理士が「すごい知財サービスEXPO」にかける想いとは #1

 

ー「すごい知財サービスEXPO」ではどのようなサービスが出展されるのでしょうか?

今回は「すごい知財サービス」と銘打っています。特許事務所だけでなく、特許調査会社、ツールベンダー、知財教育関連など、様々な知財関連サービスに出展していただきます。出展いただくサービスの幅が広いので、注目を集めているサービスや、最新のサービスを出してもらう予定です。

中でも注目いただきたいのが「知財教育」サービスです。特許事務所として、従業員の明細書起案スキル向上は大きなテーマだと思うのですが、最近はその課題を解決するために、知財人材を育成するためのサービスが出てきました。

今回は知財教育サービスを展開する企業5社に出展いただきます。このような業界的に新しいサービスを横並びで比較検討したり、選択できる展示会は今まで無かったと思うので、新たな出会いになればいいなと思っています。

 

ー参加者の方には本イベントをどのように活かしてほしいでしょうか?

初年度なので、商談を決めて欲しいというよりも、まずはシンプルに効率よく情報収集する場として活用いただきたいなと思っています。人的ネットワークも大事だと思うので、気軽に交流いただき人脈を広げていただけると嬉しいです。今は企画段階ですが、弁理士会会長のアイディアで、イベント後のオンライン飲み会なども検討しています。

 

ー本イベントを企画するにあたり、湯浅さんの中で知財業界全体における問題意識があったかと存じます。どのようなところに知財業界の課題を感じられておりますでしょうか?

知財活動をドライブする時「どういうプロジェクトメンバーでやるのか」が重要なポイントだと考えています。近年、日本産業全体で事業化のスピードも速くなり、事業がピボットする確率も高くなっています。

新規事業がどんどん生まれていく中で、今まで付き合ってきた知財パートナーの技術的な専門性と新たな事業が噛み合わないという事が起こり得ます。そのような場合に、注力したい技術の知財担当者をすぐに見つける事ができなければ、事業自体のスピード感が遅くなってしまいます。

そのような時、ベストパートナーをクイックに選べる事が重要だと感じています。現在の知財業界は「ソフトウェア 特許事務所」「AI 特許事務所」などとGoogle検索するか、人的なコミュニケーションで弁理士を紹介してもらう事が多いです。インターネットが主流になりつつある今、この現状はまだまだ業界全体がレガシーであると感じています。

今回のような色々なサービスを平場で見せ合うオンライン見本市は、今まで知らなかった知財サービスに出会うキッカケを提供する事ができ、課題解決に寄与できるのではと思っています。

 

ー今回のイベントの目玉を教えてください。

知財業界はまだまだレガシーなので、最新のITツールなどのシステム導入が遅いように感じています。弁護士業界や弁理士業界に先駆けて知財業界が、海外で話題になっているオンラインシステムを活用したことは、1つの大きな目玉だと思っています。

また若手弁理士として弁理士会会長と意見交換をし、本イベントの開催を決断したこともポイントかと思います。スタートアップで活躍されている知財パーソンは、弁理士会がどのような事をしているのかにあまり興味が無い方が多いと感じています。僕自身も弁理士会に疑問を持つこともありますが、上の世代は真剣に業界の発展を考えていて、僕ら若手にヒアリングしてくれる事があります。若手は距離を取りすぎている気がするし、弁理士会からは情報が若手まで届いていないので、そこのあたりの意思疎通を本イベントの目玉コンテンツの1つとして検討しています。

 

弁理士会会長 杉村先生との意見交換の様子↓

 

ー「すごい知財サービスEXPO」にかける想いを教えてください。

現在、僕は6~7の会社で役員などをしていますが、今はこのイベントのことで頭がいっぱいです(笑)プロモーションからイベントのコンテンツ企画まで、できることは全てやろうと思っています。それもひとえに、このイベントを年に一度の知財業界のお祭りとして育てていきたいからです。知財業界が本イベントを通じて、色々な課題解決や人的ネットワークの加速化につながり、少しでも良い方向に進むことで、日本の知財や産業発達に寄与できればという思いがあります。それを僕一人やアスタミューゼだけでやるという発想も無くて「日本の知財業界をもっと良くしたい」と考えられている方と共に育てていきたいです。もし本イベントの運営側に興味があったり、アイディアがあればお気軽に僕にご連絡いただければと思います。

 

#1はこちら↓

知財業界のお祭り開催?!若き弁理士が「すごい知財サービスEXPO」にかける想いとは #1

 

■イベント参加申し込みはコチラから

 

■「すごい知財サービスEXPO」イベントオフィシャルページ

https://super-ip-expo.com/

 

■「すごい知財サービスEXPO」について

「すごい知財サービスEXPO」では、特許事務所、商標事務所、特許調査会社、知財コンサル会社、特許調査・分析ツール、あるいは知財教育サービスまで、知財業界のあらゆるジャンルのサービスを紹介しています。

また、最新の「オンライン展示会システム」を用いることで、首都圏以外の方や、日中に会社を抜け出すことが難しい方であっても、お気軽に参加可能です。

ぜひ、年に一度の「すごい知財サービスEXPO」で、最新の知財サービスを総ざらいし、効率のよい情報収集活動にお役立てください!

 

■その他メディア掲載実績

PRTIMES

野崎篤志のイーパテントチャンネル-調査・分析系中心

知財実務オンライン(7月15日配信)

 



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