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Cotoboxで実現する弁理士の新しい働き方#1

インタビュー

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「危機感がありましたね。」

アメリカ留学時にスタートアップが次々と立ち上がっていくのを目の当たりして、危機感を感じたという五味 和泰さん。そして日本に帰国後、cotobox株式会社を立ち上げました。

五味さんが開発する「Cotobox」は、最短1日で誰でも簡単に商標出願ができるWebサービスで、最新のAI技術を活用することで低価格化を実現しています。今回は、IP Techを活用したサービスで、今後の弁理士の働き方がどのように変わっていくのかお話しを伺いました。

『アメリカのリーガルテックに衝撃を受けた』

色々な記事を読ませていただきましたが、五味さんの経歴はすごく面白いですよね。

 そうですか(笑)?私は最初、建築業界で働き始めました。その後、弁理士の道に進み、特許事務所で働いてるなかで英語が弱点だと感じて、30代後半でアメリカのロースクールに留学したのです。そして帰国後に、cotobox株式会社を起業しました。

アメリカ留学中に、実際にスタートアップが勢いよく立ち上がっているのを目の当たりにしたともお話しされていましたが、すごくクールだなと感じた企業はありましたか。

 Legalzoom、Trademakia、Casetextの3社ですね。どれもリーガルテックで、WEBで受付をしているのですが、サービスは弁護士がついて提供しています。

もともと弁護士の方が起業をされたんですか?

 Legalzoomはそうですね。Webで困りごとを聞いて、解決に繋がる簡単なツールを提供して自分で解決にあたることもできるし、場合によっては適切な弁護士を繋いで解決にあたる。基本的に弁護士の業務領域は、資格がない人はできないという厳しいレギュレーションがあるなかで、こんなビジネスが成り立つのかと衝撃を受けました。とてもチャレンジングなビジネスモデルだと思って、私の中では凄く印象に残った会社です。それがアメリカでの最初のスタートアップとの出会いでした。その時、アメリカはもうここまで来ているのかと危機感を感じたんです。そして、ゆくゆく日本もこういう社会に変わってくるのではないかと思いました。それがきっかけで、起業をするなら、昔ながらの特許事務所を立ち上げるのではなく、テクノロジーを使った新しいビジネスをやりたいなと思ったのです。

『反対もある。それでもこのサービスを続けている理由』

このようなテック系は、同じ業界からはあまり歓迎されていないという声も聞きます。それでもやり続けているのはなぜなのでしょうか。

 やはり伝統的な士業をされている方からしたら、あまりよくは思わないと思います。でもアメリカで出会った3社は、リーガルサービスをもっと普及させたいという気持ちがあって、サービスを立ち上げています。アメリカでは、弁護士への相談料がかなり高額です。そうなると、相談を諦めてしまう人が世の中にたくさんいる。でも、テクノロジーを使えば、たとえ弁護士が後ろにいても、その他を効率化して安価にできる。結果的にリーガルサービスの恩恵を受けられる人が増えるのです。

Cotoboxもそういう想いがあって作られたのですか?

 Cotoboxも、人と知財を結ぶというミッションを掲げています。知財の民主化というか、やはりテクノロジーを使えば、費用を下げることは可能になってくるし、使い勝手も良くなると思うんです。実現したい社会は共通かなと思いますね。

後編では、五味さん自身が思う、今後の弁理士の働き方の変化に関してお話ししています。

https://cotobox.com/

―後編へ続く

【後編】Cotoboxで実現する弁理士の新しい働き方

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